@買掛管理ブロックでは、工場側の買掛締め処理を支援します。
◆買掛管理ブロックでは、工場側の買掛締め処理を支援します。
・「買掛締め準備処理」を行うことにより、今月分の仕入実績と支払実績を抽出し、買掛残高を更新します。
・買掛締め準備処理後、買掛の各種帳票を印刷します。「買掛元帳」は、仕入先にも提供します。
・買掛の金額確定後に、「買掛締め後処理」を行う事により、当月分買掛を締め切り、買掛残高を確定します。
買掛締め後処理を行うまでの間は、準備処理を再実行する事で、何回でも受入明細の変更結果を反映させる事が可能です。
A買掛締め準備処理を説明します。
・「支払実績入力」は、経理より購入業者へ支払れた(又は支払予定計上)金額を入手し、業者別・支払種別(現金・手形等)に入力します。
工場サイドの運用が支払依頼額の決定のみで残高管理をしない場合、この機能は不要になります。
・「買掛締め準備処理」では、日々入力され更新されている受入明細情報(仕入実績&検収実績)と支払明細情報を元に、
今回の締め範囲に計上された情報を集計し、消費税計算(締め日単位の場合)、買掛残高計算を行います。
・「買掛締め準備処理」の実行結果として、買掛明細DBに受入明細DBより買掛計上される明細情報が抽出されます。
買掛残DBは、月毎の買掛金額が集計され、先月分より残高情報の引継を行い、当月の買掛残を計算します。
・買掛締め準備処理後、買掛関係の帳票を作表します。
「買掛元帳」は、仕入実績を明細レベルで印刷します。
「買掛一覧表」は、業者毎の仕入集計値と買掛残高を印刷します。
「仕訳集計表」は、本社で仕訳の元資料となる様に科目毎の集計情報を印刷します。
B買掛締め後処理を説明します。
◆「買掛締め後処理」では、
・買掛明細DBより今回締め対象となった明細情報を受入明細DB、支払明細DBの締済区分を締め済みに更新します。
この更新により次回の締め処理の対象から外されますので、二重計上が発生しなくなります。
・買掛残DBは、残高の引継更新を行います。 次月前残=当月残高の更新処理を行います。
・またコントロール情報の締め済み区分を更新します。